ベン図は 「複数の集合の重なり・違い」 を視覚化する図解。共通点・差別化要素・スイートスポットを示すときに有効です。
1. ベン図の典型用途
| 用途 | 例 |
|---|---|
| 差別化要素の表現 | 競合 A・自社・市場ニーズの 3 円 |
| 複数領域のスイートスポット | 技術・需要・収益性の交点 |
| 共通点と違いの可視化 | 製品 A・B・C の機能比較 |
2. 円の数による使い分け
2 円:最もシンプル
( A ) ∩ ( B )
└──共通──┘
比較・コントラスト に最適。共通点と相違点をそれぞれ明示。
3 円:最頻出
A
/ \
/ \
B─────C
中心:3 つの交点(スイートスポット)
「3 つの要素の交点」 がスイートスポット(事業の最適解)であることを表現。コンサルが提案で多用。
4 円以上:避ける
数学的には作れますが、読み手が理解できない ので避けます。4 概念を扱う場合は 4 象限マトリクスに変えるのが正解。
3. 3 円ベン図の典型例
例 1:事業のスイートスポット
[市場ニーズ]
↓
●
/│\
/ │ \
●──┼──●
[技術力] [収益性]
中心 = 事業の最適解
例 2:競争優位の源泉
「自社の強み × 競合の弱み × 顧客の不満足」の交点が 「攻めるべき領域」。
4. PPT での作り方
- 「挿入 → 図形 → 円」を 2〜3 個配置
- 「図の書式」で透明度を 40〜60% に設定(重なり部分が見える)
- 各円のラベルを外側に配置
- 重なり部分にテキストを配置(必要な場合)
- 配色は淡く統一(重なりが暗くなりすぎないように)
5. やりがちな失敗
| ❌ NG | 問題点 |
|---|---|
| 4 円以上のベン図 | 読めない |
| 重なり部分の意味が空白 | ベン図の意義が無い |
| 透明度が無い | 重なりが見えない |
| 円のサイズがバラバラで意味付け不明 | 大きさが何を意味するか不明確 |
まとめ
ベン図は 3 円が黄金律。詳細は PPT 図解パターン 30 選 も参照。