「1 スライド 1 メッセージ」は、コンサル業界で最も徹底される資料作成原則の 1 つ。1 枚に複数のメッセージを詰め込まない ことで、読み手の認知負荷を最小化します。

1. なぜ 1 メッセージなのか

人間の短期記憶は 7±2 個(マジカルナンバー)。1 枚に 3 つも 4 つも論点があると、読み手は 「どこに注目すべきか分からない」 状態になります。

2. 1 メッセージの判定方法

スライド完成後、自分に問うてください:

「このスライドのメッセージを、1 文で言えるか?」

言えない場合は メッセージが複数ある か、メッセージが曖昧 な状態です。

3. メッセージの書く位置

コンサル現場の標準は スライド最上部にメッセージライン(1 文)を配置 すること。

┌─────────────────────────────────────┐
│ メッセージライン(1 文・大きめ)     │ ← ここに 1 メッセージ
├─────────────────────────────────────┤
│                                     │
│       本文・図表・データ              │ ← 上のメッセージを補強
│                                     │
└─────────────────────────────────────┘

メッセージラインを読むだけで、全体ストーリーが追える のが理想。

4. 1 メッセージにできない時の処置

5. 典型的な NG パターン

❌ NG メッセージ問題点✅ OK パターン
売上分析と顧客分析の結果2 メッセージ混在スライドを 2 枚に分割
○○ についてメッセージが曖昧「○○ は X すべきだ」と動詞で締める
主要な検討項目結論が無い「主要 3 項目のうち A を優先すべき」

まとめ

1 スライド 1 メッセージは、シンプルだが守るのが難しい鉄則。慣れるまでは 「メッセージラインを書いてから本文を作る」 順序を強制すると効果的です。