プロセス図は資料作成で最も頻出する図解の 1 つ。「物事の流れを示す」 という共通目的に対し、5 つの主要パターンがあります。

1. 直列型(→ → →)

最もシンプル。A → B → C と一方向に進む流れを表現します。

適用シーン

  • 業務フロー(受注 → 発注 → 検収 → 請求)
  • 顧客導線(認知 → 検討 → 購入 → 利用)
  • プロジェクトフェーズ(計画 → 実行 → 評価)

作成のコツ

  • 矢印は太く、色を統一
  • 各ステップの箱は同サイズ・同間隔
  • 各ステップに 1〜2 行の説明を添える

2. 並列型(同時実行)

複数のプロセスが 並行して進む ことを表現。

[A1] → [A2] → [A3]
[B1] → [B2] → [B3]
[C1] → [C2] → [C3]

適用シーン

  • 複数チームの並行作業(営業・開発・マーケが同時進行)
  • 複数製品の開発スケジュール
  • 多軸の改善施策

3. タイムライン型

時間軸 を明示し、各時点でのイベントを配置します。

2026 ●────────●────────●────────●
     Q1       Q2       Q3       Q4
     企画     実装     検証    本番

適用シーン

  • ロードマップ
  • プロジェクトスケジュール
  • 歴史的経緯の説明

4. サイクル型(循環)

繰り返し を表現。PDCA・OODA など。

       [Plan]
       ↑   ↓
   [Act]   [Do]
       ↑   ↓
       [Check]

適用シーン

  • 業務改善(PDCA)
  • 意思決定(OODA)
  • カスタマーサクセス

5. 分岐型(条件分岐)

条件によって流れが分かれる ことを表現。意思決定フローでよく使われます。

[判定]
 ├─[Yes]→ [A]→[B]
 └─[No] → [C]→[D]

適用シーン

  • 業務マニュアル
  • 意思決定木
  • システム設計(フローチャート)

6. 5 パターンの使い分け早見表

表現したいこと推奨パターン
単純な手順直列型
複数の同時進行並列型
時間軸の中での出来事タイムライン型
繰り返しの活動サイクル型
条件で分かれるフロー分岐型

まとめ

プロセス図 5 パターンを使い分けられるだけで、ほぼすべての「流れ」を表現できます。詳細パターンは PPT 図解パターン 30 選 も参照。